皿ヶ嶺(1,278m)

今日の主役はどの花？　皿ヶ嶺の花散策

愛媛県東温市

２０１６年５月２日（月）　　　門久単独


		〈十種ヶ峰の谷間を埋めるヤマシャクヤクの群生〉

朝に広島を発って愛媛へ、夕刻に時間が取れたので許される時間だけ皿ヶ嶺の登山口周辺を歩いてみました。

あの花、この花の咲き具合が気になっており、その確認が目的でした。

約一週間ぶりの皿ヶ嶺でしたが、お花畑の花たちは大きく変化していました。

１６：０５～１６：５３　水の元周辺

　　水の元のお花畑をぐるっと短時間で周回する積りでしたが、入ってみるとコンロンソウが咲き揃い、ヤマシャクヤクが本数をかなり増やして咲き始めて“ミニ十種ヶ峰”状態になっているなど大変化しており、結局は一時間近い時間をここで過ごすこととなってしまいました。


		〈麓から見上げた今日の皿ヶ嶺〉


		〈水の元のお花畑を春～初夏の花々が埋め尽くし始めました〉


		〈ムラサキキケマン、コンロンソウ、そしてヤマシャクヤクの三重奏〉


		〈ヤマシャクヤク、イチリンソウ、コンロンソウの白い花々の大饗宴！〉


		〈コンロンソウ、ヤマシャクヤクのコラボレーション！〉


		〈ちょうど見頃のヤマシャクヤクの群落〉


		〈ヤマシャクヤクの群落が広がる〉


		〈開いてから間のない、見事な咲き具合！〉


		〈兄弟花〉

ここの今日の主役はやはりヤマシャクヤクの群落でした！！


		〈随分と本数の増えたヤマシャクヤク、将に“ミニ十種ヶ峰”だ！〉


		〈ラショウモンカズラ〉


		〈ミヤマハコベ〉


		〈フウロケマン〉


		〈山はまだ春模様〉

１７：０５～１８：１７　風穴周辺

　　水の元で小一時間過ごした後、車を風穴直下まで走らせて、残された時間でその周辺の花々を探ってみることにして歩けるだけ歩いてみた。稜線に近い山上はまだ萌黄色を呈しており、樹下のお花畑では春から初夏にかけての花々が咲き、また咲く準備の最中のようであった。


		〈萌黄色の稜線部を仰ぎ見る〉


		〈芽生えたばかりのようであったが、早くも花穂を出して咲き急ぐようだ！〉


		〈花開くまで間もなくカウントダウンに入れそうな雰囲気！〉


		〈この花も少し早く咲きそうだ・・・！〉


		〈シコクナベワリ〉


		〈古木の節穴に宿ったヤマブキソウ〉


		〈ヤマブキソウ〉


		〈ミヤマカタバミ〉


		〈ヤマブキソウとイチリンソウのコラボ〉

　　この辺りの主役は、やがてはあの大物に替わるのであろうが、今はイチリンソウからヤマブキソウに交替する時期のようであった。


		〈イチリンソウの群落〉


		〈シコクカッコソウはほぼ満開！〉


		〈稜線部のブナも芽吹きの時を迎えたよう〉

〔山行所感〕

　　　“花の山”とも形容される皿ヶ嶺である、前回の訪問から1週間程が経って、山中に咲く花々も劇的に増えていた。これからいよいよ、“花の山”皿ヶ嶺が本領を発揮する時節を迎えることとなる。広いお花畑を彩ってくれる、主役の花々が次々に交代劇を演じるのを見て行くのも楽しみである。