安蔵寺山、遥かなり・・・ 香仙原(1,055.9m)・赤土山(1,077m)

島根県鹿足郡津和野町・同吉賀町

2017年3月20日(月) 春分の日       山の会定例山行(10名)(門久参加)

 

 

 

 

〈豊かな残雪の稜線を行く〉

 

 

 

久し振りに所属する山の会の定例山行に参加して島根県の安蔵寺山系を歩いてきました。

安蔵寺山へのサブルートである滑峠(ぬめっとう)〜香仙原〜安蔵寺山のルートを歩き、

安蔵寺山トンネル登山口に下る計画でしたが、

諸般の事情から今回は途中の赤土山から引き返すこととなりました。

豊かな残雪の稜線を歩きながら、再挑戦を誓った山行となりました。

 

《山行記録》

駐車場9:44・・・・9:48滑峠登山口・・・・10:07(衣類調整10:10・・・・10:39標高903m独標10:42・・・・11:23香仙原(1,055.9m)11:29・・・・12:05赤土山(1,077m)12:11・・・・12:17(昼食)12:55・・・・13:22香仙原(1,055.9)13:29・・・・14:31滑峠登山口・・・・14:35駐車場

〔総所要時間:4時間51分、昼食・休憩等:1時間03分、正味所要時間:3時間48分、歩行距離:7.4q、累積標高差:±798m

 

 9:44 滑峠駐車場

  滑峠から数百メートル安蔵寺山トンネルに寄った所にある駐車場に車を置いた。ここへのアプローチで、吉賀町木部谷温泉からの林道途中で想定外の工事通行止めに遭い津和野町左鐙(さぶみ)に迂回することとなり、一時間ほど入山が遅くなってしまった。また安蔵寺山トンネルに通じる安蔵寺山林道の雪溜まりにまだ大量の残雪があることが懸念されたためトンネル口に車を回送するのを止めることとなった。こうした事情から入山前にこの日の縦走は諦めて、行けるところまでのピストンに変更した。

  雪溜まりの滑峠登山口から入山すると、杉や檜の植林地の中を行く尾根筋の登山道には雪はなかった。登山口から香仙原の山頂までの標高差は440メートル余の長丁場で苦戦を覚悟していた。ただ実際には長丁場とは言え等高線の間隔も粗目で、喘ぎ登る感じはなかった。標高900メートル程度から登山道の周囲が雪になり、登って行くに従って雪は深くなっていった。山頂直下の急坂の途中で、数人のメンバーがワカンを装着した。

 

 

 

 

 

〈滑峠登山口から入山〉

 

 

 



 

 

 

 

 

 

〈杉や桧の香仙原への稜線を登り行く〉

 

 

 

 

 

 

〈ミヤマシキミの紅い実が眩しい〉

 

 

 

 

 

 

 

〈標高900m辺りで雪が出現してきた〉

 

 

 

 

 

 

 

〈903m独標で〉

 

 

 

 

 

 

 

〈残雪が増えて来た急坂を登り行く〉

 

 

 



 

 

 

 

 

 

〈山頂直前、ワカンを装着する!〉

 

 

 

 

 

 

〈自然林が広がってきた! 香仙原山頂は近い!!〉

 

 

 

11:23〜11:29 香仙原(1,055.9m)

  香仙原はちょっと切り開かれた感じの高原状の平かな頂きであった。三角点は雪の下になっていた。周囲は樹林に囲まれていて、葉が茂った季節には全く眺望は得られない感じであったが、この日は樹林越しに安蔵寺山へ通じる尾根や、遠く寂地山から小五郎山へと続く連山などを眺めることが出来た。時刻は午前11時半頃で、後1時間ほど先に進んでみようということとなって安蔵寺山への縦走路に踏み出した。たっぷりの残雪の中、壺足とワカンの混合部隊は赤土山との間の鞍部へと下って行った。標高差60メートル程を下ってから80メートル程登り返す。登り返す赤土山への尾根筋は南面に当り日当たりの良いところの雪は消えていた。ワカンを履いた足には酷なことであったが我慢をして登った。

 

 

 

 

 

〈香仙原山頂〉

 

 

 

 

 

 

 

〈香仙原から樹林越しに安蔵寺山を遠望する〉

 

 

 

 

 

 

 

〈香仙原から一旦鞍部へと下る〉

 

 

 

 

 

 

 

〈目の前に迫ってきた赤土山のピーク〉

 

 

 

12:05〜12:11 赤土山(1,077m)

  ダブルピークの赤土山の東側のピークに達すると、安蔵寺山との間の標高差120メートル程の深い鞍部とその先に聳える感じの安蔵寺山の大きな山体を望むことが出来た。この日随一の眺望であった。この日はここで引き返すこととして、暫しこの絶景を楽しんだ。山頂にはまだ冷たい風が吹いていたので、少し香仙原方面に引き返したところで風除けをしてのランチタイムを取った。ゆっくりと食事をしてから鞍部に下り、たっぷり雪が残った香仙原への北斜面を登った。春山山行らしき歩行を楽しめた最良の時間であった。

 

 

 

 

 

〈赤土山のピークで〉

 

 

 

 

 

 

 

〈赤土山から安蔵寺山を望む・・・、まだまだ遠い!〉

 

 

 

 

 

 

 

〈冷たい風を避けて赤土山直下の稜線部でランチタイム〉

 

 

 

 

 

 

 

〈鞍部から香仙原を見上げる〉

 

 

 

 

 

 

 

〈香仙原への急坂を登る〉

 

 

 

 

 

 

 

〈豊かな残雪の稜線を気持ち良く歩き行く〉

 

 

 

13:22〜13:29  香仙原(1,055.9m)

  再度の香仙原の山頂で、撮り忘れていた集合写真を撮ってから、午前中に登ってきた滑峠への長い尾根筋の道を下った。この日、この山域に入ったのは我々だけのようで、山中では誰にも会うことがなかった。標高900メートルよりやや下でワカンを脱ぎ、あとは長い坂道を快調に下った。

 

 

 

 

 

〈香仙原山頂〉

 

 

 

 

 

 

 

〈香仙原の三角点は雪の下〉

 

 

 

 

 

 

 

〈ブナ林の先に寂地山から小五郎山へと続く連山を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

〈雪が解けた地面にはコバノフユイチゴが群生していた〉

 

 

 

14:35 滑峠駐車場

  香仙原から1時間で滑峠へ下った。登りより35分も短い所要時間であった。想わぬ通行止めや残雪で縦走を断念したのは残念であったが、再度の挑戦を誓いながら帰途に就いた。

 

 

 

 

 

〈滑峠へ無事に下山〉

 

 

 

 

 

 

 

〈駐車場に掲げられていた案内〉

 

 

 

〔山行所感〕

  何回かチャンスがありながらも何らかの事情で来ることが出来ずにいた滑峠からの安蔵寺山ルートを今回初めて歩くことが出来た。ただ残念ながら今回は歩き通すことが出来ず、再度のチャレンジを期すこととなった。次は花の時期にでもチャレンジしてみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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