三段峡を始めとする 芸北夏の花めぐり

広島県山県郡安芸太田町ほか

２０１７年８月６日（日）　　　　　山の自由人(門久が参加)

〈涼しげに咲く！〉

台風が接近する盛夏、予想最高気温３７℃との予報を聞きながら夏の花咲く県北を目指した。

夏らしい花々に出会えることを楽しみにしつつ、渓流や高原で涼風を吹かれることを期待した。

三段峡

午前７時半過ぎの三段峡入口の長淵には我々以外の観光客の姿はなかった。

静かな環境の中、お目当ての夏の花を探しながら柴木川に沿った遊歩道を遡って行った。

黒淵の先で遊歩道は通行止めになっているので、黒淵近くまで行って引き返す計画とした。

お目当てはラン科の２つの花であった。広い渓谷の中でそれらは簡単に見付からないと覚悟はしていたが、

何と往復する間に見事に巡り会うことが出来た。花々との出会いと共に期待していた、

渓谷の川面を渡る涼風にも恵まれて下山した正午過ぎまでの４時半を快適に過ごすことが出来た。　

お陰で満足のゆく久しぶりの山歩きとなった。

〈霧立つ朝の柴木川

〈繁みを埋めるキツネノカミソリ〉	〈見頃の咲きっぷり〉

〈ホテル、土産物店が建ち並ぶ三段峡入口〉

〈三段峡入口の長渕橋〉

〈満開のイワタバコがお出迎え！〉

〈ちょっと勢いのない姉妹滝が渕に落下する〉

〈苔生す岩場〉

〈竜の口の激流〉

〈斜面に花を結んだナツエビネ〉

〈清々しく咲く！

〈水棲む名もなき渕〉	〈翠濃い女夫淵（めおとふち）〉

〈ミヤマウズラがお目見え〉

〈グッと寄ってみれば表面は毛羽立っている〉

		〈満開のイワタバコ〉
	〈ナツエビネの蕾〉

〈黒渕に渡る吊り橋を俯瞰する、ここから引き返すことに〉

〈帰路に遊歩道ヵら見た女夫淵〉

〈ミヤマウズラの小群落に遭遇！〉

〈全てが同じ向きに花開く！〉

〈天使たちが舞っているのか⁉〉

〈クリオネ！？、それとも我が家のペットの〇〇のよう！？〉

〈勢い良く咲いたナツエビネ！〉

〈豪華版の咲きっぷりだ！〉

〈自然界の美しさに癒される！〉

〈蒼き淵が続く柴木川〉

〈清流をバックにして咲くクサアジサイ〉

〈長淵には水辺で遊ぶ観光客の姿が〉

芸北を巡る

三段峡を後にして北広島町に転じて夏の花々を追った。

期待した花々の全てを見ること出来た訳ではなかったが、一番のお目当てのサギソウは見事に咲いていてくれた。

併せて、いつもはなかなか立ち寄れない史跡にも寄って教養を深めることが出来た。

盛夏の暑い中、史跡巡りをする人たちが沢山いることにも驚いた。

〈間もなく開きそうなウバユリ〉	〈黄色の花は夏空によく似合う！〉

〈兵どもの夢の跡！〉

〈見頃を迎えたサギソウ〉
	〈２羽のサギが舞うかのように咲く！〉

〔山行所感〕

　　夏の花々は清々しい！特にラン科の花々はなかなかに美しい。以前にはあまりラン科の花々には興味がなかったが、このところ先輩諸氏の薫陶を受けて興味が深まってきた。希少な花々が多いだけに、心して楽しむことが必要なようなので十分に留意して望みたいと思っている。

〔BＡＣＫ〕

〔ＨＯＭＥ〕